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明電舎様「強風体感教育」をつくばテクノセンターで実施しました

2024.8.22

タービン破損事故をきっかけに今年で4回目

2024年7月30日、株式会社明電舎様の「強風体感教育」が当社つくばテクノセンターにて実施されました。

今年で4回目を迎えるこの安全教育プログラムは、同社が経験したタービンへの養生シート吸引事故をきっかけに開始されました。
プログラムでは、強風や吸引力を実際に体感することで、現場での安全管理の重要性を学びます。
当社の大型送風機エアロ★MAXを使用し、強風環境を再現しました。

風速30m/s強風の中を歩行

「強風体感教育」の様子

明電舎安全教育1

再現VTRを使った事前学習

強風を体験する前に、事故の事例と、なぜ事故が起こってしまったのか背景を探ります。

明電舎安全教育2

風速30m/sの風に向かって歩行

ブルーシートを持って送風機に向かって歩いてみます。
シートを持っている状態では風の抵抗が強くなり、思った以上に前に進むのが大変です。体験者は、なかなか進めないことに驚かされます。

明電舎安全教育3

事故のポイントとなる「シートの吸い込み」

ブルーシートを送風機の吸気口に近づけると、シートがぴたりと吸着してしまい、簡単には剥がせなくなります。
そのまま力を入れて引っ張っても剥がれませんが、端を斜め方向に引くとうまく剥がすことができます。

明電舎安全教育4

身動きがとれなくなる危険も

吸気口とブルーシートの間に体が挟まれてしまうと、身動きが取れなくなり、脱出が難しくなります。
このときの吸引力は、男性の体が浮き上がるほど強力です。

明電舎安全教育5

養生の飛散に注意

強風が吹く環境では中途半端な養生が簡単に吹き飛ばされ、作業員や周囲に危険をもたらす可能性があります。
養生を行う際には、風の影響を十分に考慮し、適切な固定や補強を施すことが非常に重要です。

使用送風機

エアロ★MAX台風耐風試験大型送風機

エアロ★MAXシリーズ

シールド、都市NATMなどの都市環境や、大断面長大トンネルの施工環境に対応する換気ファンを300台以上保有しています。
必要なとき、必要な容量設備を提供します。

台風動画・各種耐風試験にも使用されています。

強風体験や耐風試験についてのご相談は、お気軽にお問い合わせください!

近年、大型台風の増加や異常気象の頻発により、企業の安全対策意識が一層高まっています。

当社の大型送風機は、最大80m/sの風を再現することが可能です。今回の明電舎様をはじめ、製品の耐風試験や従業員の安全教育など、さまざまな用途で幅広くご活用いただいています。

業種・業界関わらず、幅広いニーズに合わせてアレンジ可能です!
まずはお気軽にお問合せください

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