よくあるご質問

お客様から頂くご質問にQ&A形式でお応えします

機器のカテゴリごとに、Q&A形式でご質問への回答をまとめております。
下記以外のご質問につきましては、お問い合わせフォームにて承ります。

ECOクリ―ン

Q1.主仕様について
  • どんな装置ですか?
    凝集沈降(浮上)や使い捨てフィルタに替わる、新しい処理方法です。

  • どんな特長ですか?
    清澄度が高く、フィルタの目詰まりを自動再生しながら長期運用ができます。

  • どんなメリットがありますか?
    ランニングコストが1/10  フットプリントが1/10 になります。 (原水に依存します)

  • 清澄度は?
    精度0.15μm×99.95% 濁度3000mg/Lを0.1mg/L以下  FI値3前後  FI値:ファウリングインデックスです。

  • 通水性能は?
    清水ベースで中空糸の100倍  濁度3000mg/L → 300LMHの実績があります。

  • 競合装置はありますか?
    砂濾過装置(出口10mg/L)、糸巻フィルタ(0.5~5μm)は濁度500mg/L以上は難ありです。 中空糸・平膜(0.1μm)は濁度1000mg/L以上は難ありです。

Q2.対象物質について
  • 何が除去できますか?
    大腸菌・レジオネラ菌・クリプトスポリジウム・糸状菌、およびバクテリア 重金属微粒子(亜鉛・ヒ素・セレン・カドミ二ウム・六価クロム・鉛)  アスベスト・ダイオキシン粒子・放射能粒子です。

  • とれないものはありますか?
    塩分・色度・イオン化物(酸化微粒子は濾過可能)です。

  • 他の溶液への応用は可能ですか?
    研磨液・油・メッキ液・切削油・エマルジョン切削油・海水・および食品排液などに応用可能です。

  • 不得手なものは何ですか?
    ベントナイト・粘結剤・ゲル化物質など糊状になっている溶液は目詰まりしやすいです。

  • 前処理ストレーナーは必要ですか?
    0.5mm以上の浮遊物が多い場合は80~100メッシュのストレーナーを推奨します。

Q3.土木工事での利用について
  • 脱水処理はできますか?
    フレコンバッグに充填し、自然脱水できます。(含水率42%以下)または弊社の脱水乾燥装置があります。(水分率20%以下)

  • トンネルなど土木工事で使えますか?
    設置スペース1/10  セメント系アルカリ排水は濾過後、練水に再利用できます。   凝集剤・中和剤不要、自然脱水ケークの現場処分が可能です。  運転監視員不要 など大きな経済メリットがあり、自然由来の重金属微粒子を除去できます。

  • 河川放流基準はどのくらいですか?
    SS150mg/L以下、河川により上乗せ基準があります。河川環境基準はSS 25mg/L以下です。 土木現場の現状は砂ろ過装置10mg/L以下で対応しています pH5.8~8.6

  • WJの基準はどのくらいですか?
    WJ超高圧の基準は,硬度50mg/L以下 プランジャーポンプはSS 150mg/L以下です。 セメント由来のカルシウムイオンはCO2中和(炭酸カルシウム微粒子)で除去します。

  • 高濃度濁水は処理できますか?
    10,000mg/L以上の濁度では、FLUXが小さく効率が悪いため、高濃度処理装置を開発中です。

  • 土木類似品はありますか?
    ミズコシ太郎(フィルタ交換6か月)モノベインターナショナル(プリコート材消耗)です。

Q4.その他について
  • 中空糸・平膜と比較してどうですか?
    高濃度(10000mg/L)が可能、大きいFLUXによるコストパフォーマンスは30倍です。

  • なぜ濾過流量が多いのですか?
    テフロン膜は中空糸の1/100、プリーツ形状で濾過ケークのフラッシュ性がよく,膜面洗浄で目詰まり再生、洗浄は原水を利用するため清澄水のロスがありません。

  • 通水圧力は?
    フィルタ耐差圧は200KPa、ベッセル耐圧は 1MPa です。

  • 他のフィルタの種類は?
    PPS(強酸・アルカリ・高温170℃以下)があります。

  • フィルタの面積は?
    10M(10m2) 20M(20m2) 30M(30m2) 50M(50m2) および100M(100m2)計画中です。

  • 濁水濃度のFLUXはどのくらいですか?
    ~1000mg/L→500LMH  ~3000mg/L→300LMH  ~6000g/L→200LMH  ~10000mg/L→100LMH中です。

  • 洗浄排水濃度はどのくらいですか?
    25g/L(2.5%)前後  濃縮倍率50倍以上です。

プリーツドライヤー脱乾

Q1.主仕様について
  • どんな装置ですか?
    有機/無機の物質を含むスラリー液から固形分を脱水乾燥まで60分で出来ます。

  • どんな特長ですか?
    大面積のプリーツフィルターを採用し、大容量処理ができるようになりました。

  • フィルター材は何ですか?
    一般的に使用されている吸水性の高いフィルターを用いております。標準フィルターはポリエステルです。

  • 装置寸法はどのくらいですか?
    展示品相当の処理量では2tトラック(L3200×W1600×H2300)に積載可能です。

  • どんなスラリー液に対しても60分で乾燥可能ですか?
    ゼオライトを用いた社内試験での実績です。スラリー液に含まれる物質によって変わります。 

  • 類似品はありますか?
    遠心脱水乾燥機 (アメロイド日本サービス)、リーフフィルタ(IHI)です。

Q2.対象物質について
  • どういうものに使えますか?
    フィルターにケーク層ができることが前提です。乾燥固化する物質であれば弊社装置で対応できます。

  • 難しいスラリー液はありますか?
    無機物は容易で、有機物は時間がかかります。

  • 濾過圧力はどのくらいですか?
    対象物によって違いますが上限0.2MPaとしています。

Q3.乾燥について
  • 独自の乾燥工程とは何ですか?
    フィルター内部に熱風を通して吸水/乾燥させる方法です。

  • 含水率とは何ですか?
    水分を含む物質の水分の割合です。

  • 含水率はどのように調整しますか?
    スラリー液によって異なりますのでテスト機で評価します。

  • 蒸気は使えますか?排熱利用は可能ですか?
    120℃程度のクリーンガスが利用可能です。

  • メンテナンスはどのようにしますか?
    本体フィルタ部には可動部はありません。その他構成はブロワとヒーターとなり、比較的容易にメンテナンスできます。

  • 不活性ガスの使用はできますか?
    N2ガスによる密閉方式も可能です。(酸化防止)

Q4.保守について
  • フィルターの寿命はどのくらいですか?
    設計値は2年以上としています。社内設計経験値より算出しております。

  • フィルター交換は難しいですか?
    装置上部蓋が開きますので10分程度で交換可能です。

  • フィルター交換の目安はありますか?
    ・ケーク層が出来ない場合などフィルタ機能が損なわれると交換になります。

Q5.その他
  • 導入スケジュールを教えて下さい
    ヒアリングシートによる検討→原水による濾過テストおよびデータの掲示→デモ機によるテスト評価→仕様書ならびに見積りの提案という流れです。

  • 移動させることは可能ですか?
    基本は設置型です。電源、原水ライン、排水ライン、コンプレッサーエア源(0.5MPa以上)が使用できる環境が必要です。

  • 粉塵は出ますか?
    乾燥粉体が微粒子の場合、粉塵が発生する場合があります。集塵機対策を検討します。

  • 乾燥臭気はありますか?
    悪臭物質など対策が必要になる場合は密閉クローズ方式をお勧めします。また臭気対策は湿式法による装置を提案できます。

オゾンマイクロバブル

Q1.主仕様について
  • どんな装置ですか?
    液体を酸化分解する装置です。脱臭、脱色、殺菌、油分などを分解し、きれいにします。

  • どんな特長ですか?
    マイクロバブルにより、オゾンを水の中で効率よく働かせることができます。

  • オゾン以外のガスでも使えますか?
    空気、酸素(酸化)、CO2(CO中和)です。

Q2.その他
  • ガスの溶解はどうですか? 温度は低いほど、圧力は高いほど、溶解します。
  • 溶解量の算定はどのようにしますか? ヘンリーの法則※に基づきます。※温度が一定の時、気体の溶解度はその気体の圧力に比例するという法則。
  • ノズル容量は?どのくらいですか? ノズル1個あたり、10リットル/minのガス溶解が可能です。
  • オゾンが期待される活用法は何がありますか? 難分解性溶液の浄化、酢酸、アルデヒド、フミン酸、フルボ酸、トリハロメタン、ジクロロメタン等です。