流機エンジニアリングは、「調査・評価・浄化」を一貫して行うワンストップソリューションを提供しています。

- 調査
- PFASの使用状況、排水・地下水の状態などを調査
- 評価
- リスク評価およびPFAS対策実施の評価
- 浄化
- 装置の導入、浄化
有機フッ素化合物(PFAS)は、排水、地下水、土壌、さらには気相(排ガスなど)に至るまで広範囲に拡散し、環境や人への影響が大きな課題となっています。各国で規制が強化され、対策の必要性がますます高まっています。流機エンジニアリングは、現場ごとの状況に対応した「最適な浄化プロセス設計」により、PFAS問題の解決に取り組んでいます。
流機エンジニアリングは、「調査・評価・浄化」を一貫して行うワンストップソリューションを提供しています。
「プリーツフィルター」×「機能性粉体」
ECOクリーンLFPは難しい粉体を使いこなし、高効率でPFASを浄化する装置です。
粉体化した吸着剤は表面積が大きく、従来の粒状活性炭と比べて少量で高い除去効果を発揮します。さらに、除去が難しいとされる短鎖PFASにも対応します。
通常、粉体は飛散・目詰まり・交換の頻発が課題となりますが、それらを解決し、装置化・自動化したのがECOクリーンLFPです。
フィルター表面に機能性粉体を厚さ1mm程度の薄い層状に添着させ、原水を機能性粉体でろ過することで水を浄化させます。
粒状活性炭を使用した従来技術と比較し、ECOクリーンLFPは約4倍の水をPFAS除去率90%以上で処理可能。少ない活性炭量で効率的にPFAS除去できます。
当社の集塵機では、フィルター表面に粉末活性炭を厚さ約1mmの薄い層状に添着させることで、ガス中の汚染物質を効率的に吸着・ろ過し、浄化することができます。この活性炭添着技術により、吸着速度・吸着量・吸着性能が大幅に向上し、省スペースかつ短期間でPFAS除去が可能です。
集塵機のフィルターで粉塵を、活性炭でガス状PFASを吸着します。また、テント内で負圧を保つことにより汚染物質の飛散を防止し、換気することで空気中のPFASを希釈します。
①集塵機の吸込口より、掘削などで発生した有害物質(PFASなど)を吸引。
②テント内が負圧になり、隙間や吸気口より外気がテントに流入することで換気が行われる。
③空気中のPFASのうち、粉塵は集塵機のフィルターにて捕集(ろ過)。
④ガス状PFASは活性炭吸着塔を通すことで吸着させ、浄化された空気を大気に放出。
PFAS浄化システムの計画立案から設計、装置の製作・納品まで、一貫して対応しています。前後処理や現場の制約も踏まえ、それぞれの状況に応じた最適なプロセス設計を行い、確実かつ効率的なPFAS浄化を実現します。