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PFAS浄化ソリューション

ターゲット:
  • 工場排水
  • 水道
  • 泡消火設備
  • 地下水
  • 土壌
  • 排気
  • ガス
など

有機フッ素化合物(PFAS)は、排水、地下水、土壌、さらには気相(排ガスなど)に至るまで広範囲に拡散し、環境や人への影響が大きな課題となっています。各国で規制が強化され、対策の必要性がますます高まっています。流機エンジニアリングは、現場ごとの状況に対応した「最適な浄化プロセス設計」により、PFAS問題の解決に取り組んでいます。

PFASの調査・評価・浄化まで一貫して対応

流機エンジニアリングは、「調査・評価・浄化」を一貫して行うワンストップソリューションを提供しています。

PFASの調査・評価・浄化まで一貫して対応
調査
PFASの使用状況、排水・地下水の状態などを調査
評価
リスク評価およびPFAS対策実施の評価
浄化
装置の導入、浄化

ソリューションラインナップ

PFAS水浄化

PFAS水浄化 高精度PFAS浄化装置 ECOクリーンLFP

PFASを99.98%除去 粉体で手間もコストも大幅削減

「プリーツフィルター」×「機能性粉体」
ECOクリーンLFPは難しい粉体を使いこなし、高効率でPFASを浄化する装置です。

粉体化した吸着剤は表面積が大きく、従来の粒状活性炭と比べて少量で高い除去効果を発揮します。さらに、除去が難しいとされる短鎖PFASにも対応します。

通常、粉体は飛散・目詰まり・交換の頻発が課題となりますが、それらを解決し、装置化・自動化したのがECOクリーンLFPです。

ECOクリーンLFPの原理

ECOクリーンLFPの原理

フィルター表面に機能性粉体を厚さ1mm程度の薄い層状に添着させ、原水を機能性粉体でろ過することで水を浄化させます。

優れた処理能力

優れた処理能力

粒状活性炭を使用した従来技術と比較し、ECOクリーンLFPは約4倍の水をPFAS除去率90%以上で処理可能。少ない活性炭量で効率的にPFAS除去できます。

大気・気相PFAS浄化

粉末活性炭とフィルターを用いた「FP法」

粉末活性炭とフィルターを用いた「FP法」

当社の集塵機では、フィルター表面に粉末活性炭を厚さ約1mmの薄い層状に添着させることで、ガス中の汚染物質を効率的に吸着・ろ過し、浄化することができます。この活性炭添着技術により、吸着速度・吸着量・吸着性能が大幅に向上し、省スペースかつ短期間でPFAS除去が可能です。

活性炭吸着塔+集塵機+テントを用いたPFAS浄化

集塵機のフィルターで粉塵を、活性炭でガス状PFASを吸着します。また、テント内で負圧を保つことにより汚染物質の飛散を防止し、換気することで空気中のPFASを希釈します。

活性炭吸着塔+集塵機+テントを用いたPFAS浄化

①集塵機の吸込口より、掘削などで発生した有害物質(PFASなど)を吸引。

②テント内が負圧になり、隙間や吸気口より外気がテントに流入することで換気が行われる。

③空気中のPFASのうち、粉塵は集塵機のフィルターにて捕集(ろ過)。

④ガス状PFASは活性炭吸着塔を通すことで吸着させ、浄化された空気を大気に放出。

導入実績

沖縄県宜野湾市湧水公園 地下水PFAS浄化

地下水PFAS浄化
  • 2023年春、PFAS浄化装置として国内メーカーで初めての採用
  • 湧水から検出されたPFOS及びPFOAを環境省暫定目標値50ng/L以下に低減し、放流
  • 処理流量:30m3/h
  • ECOクリーンLFP 50M×4
  • 活性炭交換1回(60㎏)につき、水12,000m3を処理

泡消火設備地下ピット水浄化

泡消火設備地下ピット水浄化
  • 2024年秋、防衛関連施設にて泡消火剤PFASが蓄積された地下ピット水をオンサイトで浄化
  • 原水濃度460ng/Lを“不検出”まで低減
  • 地下ピットとLFPを4回循環させ濃度を低減
  • 装置はユニット化しレンタル対応

最適なPFAS浄化プロセスを現場に合わせて設計

最適なPFAS浄化プロセスを現場に合わせて設計

PFAS浄化システムの計画立案から設計、装置の製作・納品まで、一貫して対応しています。前後処理や現場の制約も踏まえ、それぞれの状況に応じた最適なプロセス設計を行い、確実かつ効率的なPFAS浄化を実現します。