PFAS・BOD・COD・色・臭いも取除く独自技術
機能性粉体とフィルターのイノベーション!
ECOクリーンLFPは、機能性粉体を独自のプリーツ型フィルターに添着し、
PFAS・BOD・COD・TOC、色度、臭気、有害物質、VOCs等の
溶存物質を吸着除去する新しい水処理技術です。
基盤となる技術「ECOクリーン」は第46回発明大賞「本賞」・
第46回優秀環境装置表彰「日本産業機械工業会会長賞」を受賞しました!
こんな課題がございましたら一度ご相談ください
- フッ素化合物PFAS(PFOS/PFOA/PFHxS等)の除去に困っている
- 蛍光浸透探傷液等の色度を取りたい
- BOD・COD・TOC除去を低コストで行いたい
- 活性炭消費量・廃棄量を減らしコスト削減したい
- 追加導入しやすい省スペースな装置を探している
- 【製品の特長】
- ・ペレット充填法と比較すると10万倍の吸着能力 ※接触面積×通水速度
- ・機能性粉体を独自のプリーツ型フィルターに添着し、PFAS、BOD・COD・TOC、色度、臭気、有害物質、VOCsなどの溶存物質を吸着除去
- ・粒状の活性炭と比較して、活性炭消費量わずか1/10!活性炭廃棄物量を大幅に削減
- ・廃液から有害物質を分離→固体化しコストを大幅に削減
用途
工場用水・洗浄水の循環再利用、地下水浄化、排水リサイクル、
PFAS・BOD・COD・TOC等の有機物や有機溶剤、難分解性物質の除去など
有機フッ素化合物「PFAS」にも有効な機能性粉体とフィルターのイノベーション【水処理セミナー】
LFP法とは
① プリーツフィルターに添着させた機能性粉体で原水をろ過し汚染水を浄化する水処理方法である。
② 活性炭は粒子サイズが小さいほど比表面積が大きくなり、また、粒子内拡散距離が短くなることから吸着速度や吸着量が向上することが知られている1),2)。
③ 本方法は、この原理を活用し、機能性粉体の能力を最適化した状態で使用する水処理方法である。
参考文献
1) 後藤 忠一, 美坂 康有, 平岡 正勝(1981): 廃水処理における活性炭充てん層の破過曲線の計算,10巻 8 号 p.608-619.
2)安藤直哉,松井佳彦,松下拓,大野浩一,佐々木洋志,中野優(2008):活性炭の超微粉化が活性炭吸着に与える効果,環境工学研究論文集,第45巻,p.309-315.
装置基本構成と処理の仕組み
① プリーツフィルターに粉末活性炭を添着、粉末活性炭の薄層(添着層)を形成。
② 活性炭の添着層で水をろ過することにより、汚濁物質が活性炭に接触し、吸着除去。
① ベッセルはプリーツフィルターを格納する耐圧容器で、耐圧は0.3MPa、上部はフェルールフランジになっており、フィルターの交換が容易にできる。またフェルールフランジにはフィルターを回転するサーボモーターを備える。
② ベッセルには、原水入口・スラリー排出口・処理水出口があり、フィルターの洗浄再生用スリットノズルを備える。
③ プリーツフィルターは山折りした襞が放射状に開いた円筒型の成形フィルターで、標準フィルターの面積は1本あたり50㎡、大きさはφ450×1,200mmである。フィルター膜はポリエステル基材に親水性テフロンメンブレン膜がラミネートされており、そのろ過精度は0.15μm×99.95%となっている。プリーツフィルターは通水ろ過の高差圧に耐える構造で0.3MPaの耐圧を有する。また、耐熱120℃、pH3~11.5の液が処理できる。
④ フィルター1本当の水処理量は5〜15㎥/時間で、処理量を増やす場合にはフィルターおよびこれを格納するベッセルを増やすことで実現できる。
処理フロー
① 予め調製した粉末活性炭懸濁液をプリーツフィルターでろ過、残渣となる粉末活性炭をフィルター表面に添
着(または堆積)させて粉末活性炭の薄層をフィルター表面に形成する(以下、粉末活性炭添着層)。活性炭量は標準300g/㎡で、添着層の厚さは約0.6㎜になる。
② 原水を粉末活性炭添着層でろ過して汚染物質を吸着除去する。ろ過する際の透過流束(Flux)は標準100〜
400LMH(L/㎡/h)である。このFluxでの粉末活性炭添着層通過時間は約5秒〜21秒である。
③ 粉末活性炭は汚染物質を吸着するにつれ吸着能力が低下する。吸着能力が一定水準まで下がったときにはフィルター表面から粉末活性炭を剥離・排出し、その後、新たな粉末活性炭を添着する。使用済みの粉末活性炭の剥離・排出、新たな粉末活性炭添着層形成は自動で行うことができる。
導入までの流れについて
サンプル処理を
受け付けています
無料のサンプル分析
お客様の実際の素材を頂き、サンプル分析/テストを実施します。
※以下の依頼シートをご記入の上お問い合わせ頂けますと、無料にてサンプル分析を実施いたします。
技術者との綿密な打ち合わせ
お客様の実際の素材を頂き、サンプル分析/テストを実施します。
継続した実地試験を実施
水処理装置は実地試験を繰り返し行うことで初めて、期待する効果の実現に繋がります。既製品を導入するだけでは解決することのできない課題に対してお客様と共に解決する姿勢を大切にしております。
※設備のご提案は、原水サンプルを頂けることを条件とします。弊社ラボでプレテストを行ない、実機提案をさせて頂きます。
(水質分析費等の実費は有償となります)
お客様ごとに製品をカスタマイズ
お客様の用途に応じて、フィルター選定や機器構成、装置能力を調整した個別の課題解決策をご提案します。
ご要望に沿った製品を安心のサポート体制で納入します。まずはお気軽にお問合せ下さい!