今年も「5.24宣言」安全大会が開催されました!
2024年5月24日に「流機エンジニアリング 5.24宣言2024」安全大会が開催されました。
この安全大会は、当社社員が主体となる「危険回避プロジェクト」の一環として実施されています。
このプロジェクトは、2012年に発生した八箇峠トンネル爆発事故を契機に立ち上げられました。
「5.24宣言」は、この事故が2012年5月24日に発生したことに由来しています。当事故では、当社社員2名が犠牲となりました。
私たちはこの痛ましい事故を決して忘れることなく、従業員一人ひとりが安全対策に積極的に取り組むために活動を続けています。
VR体験と安全川柳作成
今年の安全大会では、VR体験とその体験をもとにグループで川柳作りを行いました。
参加者は、屋内の階段からの転落、車両荷台からの転落、脚立作業の危険性、吊り荷作業中の事故という4つの異なるパターンをVRで体験しました。その後、グループでディスカッションを行い、安全に関する川柳を作成しました。体験直後にアウトプットすることで、注意すべき点が明確になり、多くの学びを得ることができました。また、事故を未然に防ぐための対策についても学ぶ機会となりました。
普段オフィスで働く社員も、現場作業には多くの危険が潜んでいることを改めて理解し、安全への意識を高める良い機会となりました。
新入社員の感想
今回はじめて参加した新入社員のみなさんのコメントをご紹介します。
今回の学びを日々の生活に活かし、安全意識を高めていきたいと思っています。
また、事故で犠牲になったのが新人の方だったと知りました。
私たちと似た境遇にあるその方の話を聞いて、より一層自分事として捉えました。
私自身が現場に行く機会は少ないかもしれませんが、自分や仲間が二度と悲しい事故に遭わないようにしたい、と今回の会を通じて強く心に誓いました。
自分自身の安全はまず自分で守るということの大切さを改めて認識する機会になりました。
過去の事例を聞き、体験を通じて安全意識と事故や災害を恐れる気持ちが芽生えました。
今後、様々な現場や日常生活においても安全を意識していきたいと思います。
安全大会当日の様子