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【浸透探傷剤排水のCOD除去】低コスト・省スペースで実現|大手工場納入事例

2023.8.22

<ファインセラミックス大手工場への納入実績>
高精度吸着式水処理装置 ECOクリーンLFP

【浸透探傷剤排水のCOD除去】低コスト・省スペースで実現|大手工場納入事例

半導体パッケージ、金属、セラミックス、ガラスの微細なクラックを発見する非破壊検査。
そこで使用される「蛍光浸透探傷剤(液)」の廃液排水は、処理が難しい排水のひとつです。

今回、流機エンジニアリングの「ECOクリーンLFP」と「独自の攪拌吸着槽」の組み合わせで、探傷剤排水に含まれる【CODの除去】に成功し、河川放流基準まで下げることが可能になりました。

【浸透探傷剤排水のCOD除去】低コスト・省スペースで実現

  • 濃度1,300ppm程度の探傷剤排水に含まれる【COD除去】に成功
  • 1トンの廃液が15kg程度の濃縮スラッジ(固体)に!
  • 廃棄物量の大幅削減で処理費用は【300円】程度(当社試算)
  • 凝集沈殿法・生物処理・活性炭処理よりもコスト大幅削減
  • 追加導入しやすい省スペース設計!

導入装置

高精度吸着式水処理装置「ECOクリーンLFP」

高精度吸着式水処理装置「ECOクリーンLFP」

【製品の特長】

  • 高濃度濁水を水道水レベルまで精密濾過
  • 独自のプリーツ型フィルターに粉末活性炭を添着し、BOD/COD、PFAS、色度、臭気、有害物質、VOCsを吸着
  • 粒状の活性炭と比較して、活性炭消費量がわずか1/10。CO2排出と廃棄物量も大幅に削減
  • 廃液を固体化し、処理量とコストを劇的に削減

処理フロー

「ECOクリーンLFP」攪拌LFPの処理フロー

「洗浄廃水の処理に困ってる」「液体のまま産廃処理している」
そんなお悩みがあれば、ぜひご連絡ください!

導入背景と実績

納入した大手工場では、出荷製品の非破壊検査の際に、蛍光浸透探傷液を使用しています。これまでは、凝集沈殿法や生物処理、活性炭処理などの手法が用いられていましたが、そのために多額の費用が必要でした。産業廃棄物業者に回収してもらいながら「廃液処理」を行う際にも、処理費用や環境への負担が大きく、改善を模索していました。

こうした状況から、私たちの「ECOクリーンLFP」と「独自の攪拌吸着槽」の組み合わせが登場しました。この組み合わせにより、濃度1,300ppm程度の蛍光浸透探傷液排水に含まれるCODを除去し、河川放流基準をクリアできることが証明されました。

廃液の産業廃棄物処理費用は、通常で1トンあたり8万円程度かかりますし、一方で固体廃棄物の処理費用は1トンあたり1万7千円程度と言われています。私たちの試算によれば、当社の「ECOクリーンLFP」を導入することで、1トンの廃液が約15キログラムの濃縮スラッジ(固体)に変わり、産業廃棄物処理費用が約300円程度まで削減できます。これにより、廃棄物の量も大幅に減少し、環境への負荷を軽減することができます。

導入までの流れ

サンプル処理を
受け付けています

無料のサンプル分析

お客様の実際の素材を頂き、サンプル分析/テストを実施します。
※以下の依頼シートをご記入の上お問い合わせ頂けますと、無料にてサンプル分析を実施いたします。

技術者との綿密な打ち合わせ

技術者との綿密な打ち合わせ

お客様の実際の素材を頂き、サンプル分析/テストを実施します。

継続した実地試験を実施

継続した実地試験を実施

水処理装置は実地試験を繰り返し行うことで初めて、期待する効果の実現に繋がります。既製品を導入するだけでは解決することのできない課題に対してお客様と共に解決する姿勢を大切にしております。

お客様ごとに製品をカスタマイズ

お客様ごとに製品をカスタマイズ

お客様の用途に応じて、フィルター選定や機器構成、装置能力を調整した個別の課題解決策をご提案します。

「洗浄廃水の処理に困ってる」「液体のまま産廃処理している」
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